Child of Eden』で新たな音と

日本一ソフトウェアとロッテがコラボレーションした、シール付きチョコレート菓子『ビックリマン漢熟覇王』が8月24日に発売される. 『ビックリマン漢熟覇王』は、日本一ソフトウェアがキャラクターデザインを担当する新たな『ビックリマン』シリーズ. 封入シールには、日本一ソフトウェアの看板タイトル魔界戦記ディスガイア』シリーズのキャラクターが登場する. 漢字を題材にして、ラハールやエトナなどの人気キャラクターも登場する『ビックリマン漢熟覇王』. 全国一斉発売なので、近くの販売店に足を運んでみては.

べセスダ・ソフトワークスでPRとマーケティングを担当する(Vice President, PR & Marketing)Pete Hinesさんにインタビューを敢行. PS3/Xbox 360用ソフト『Fallout: New Vegas(フォールアウト: ニューベガス)(以下、FONV)』について伺ってみた. 4月にラスベガスで行われたイベント"Bethesda Gamers Day 2010"で、さまざまな情報が明かされた『FONV』. イベントで明らかになった情報は本日の記事でお伝えしたとおりだが、現時点で気になっているアレコレをさらにPeteさんから聞き出してみたので、本作に興味を持っている人は、ぜひチェックしてもらいたい! 気さくにインタビューに応じてくれたPete Hinesさん. ――イベントお疲れ様でした! さっそくいろいろと聞いていきたいのですが、まずは『FONV』の世界の広さを教えてください. 『Fallout 3(以下、FO3)』と比べるとどれくらいなのでしょうか? Peteさん: 基本的にマップのサイズや、その中に存在するさまざまなモノの規模については『FO3』と同じくらいですね. ――例えば街の数などは? Peteさん: これもだいたい同じですね. ただ、『FO3』と違って明確なエンディングはありません. 好きなだけこの世界を楽しむことができます. ――『FO3』と比べると、何年くらい違う時代のストーリーなんでしょうか? Peteさん: だいたい3年後の世界が舞台になりますね. ただし、場所がまったく違うので、『FO3』の影響を受けていない、別のストーリーだと考えてもらえればいいと思います. ――舞台となるNew Vegasにも核が落ちたのでしょうか? Peteさん: New Vegas自体には核は落ちていません. 年月を経て風化しただけですね. スーパーミュータントは別の土地からNew Vegasにやってきました. ただ、Black Mountainという場所には核が落ちていて、そこでは放射能に汚染されます. ――今回使っている、または使用予定の楽曲を教えてください. Peteさん: トレーラームービーに使っていたフランク・シナトラの音楽が全体のトーンを表してると思います. 今回は西部が舞台なのでカントリー系の音楽もあります. ――プレイヤーキャラクターについてですが、レベルキャップやスキルの数、覚えられるPerks(特技)はどう変化しているんでしょうか? Peteさん: レベルキャップに関しては... 考え中です(笑). スキルやPerksの内容もまだ秘密なのですが、数は『FO3』と似たり寄ったりです. ――デモプレイでは、ショットガンやゴルフクラブ、ハンドガンなど、かなり多くの武器を最初から持っていましたが、これは通常のプレイでも同じなのでしょうか? Peteさん: 今回はデモのためにいろいろな武器を持たせています. ですが、製品版では自分がタグを付けたスキルに対応した武器が渡されます. 例えばメーレー(格闘)に関するスキルにタグを付けていれば、メーレー武器を、エクスプロッシブ(爆発物)にタグを付けていればダイナマイトをもらえるといった具合ですね. ――デモプレイでは武器が改造できることを明かしてくれましたが、改造できる武器の種類はどれくらいなんですか? Peteさん: すべての武器を改造することができます. デモプレイでは銃の改造をお見せしましたが、メーレー武器も改造可能です. ――では、続いて改造によって強化できるポイントを教えてください. Peteさん: 銃を例に取って説明すると、4つくらい強化できる予定です. まずは一度に装てんできる弾丸数が増える. そしてファイアーレート、つまり弾丸の発射間隔を短縮できます. 他には狙いの正確さを向上させたり、威力そのものを上げたりできます. ――武器の改造パーツは、購入するんですか? それとも他の方法で手に入れるのでしょうか? また、『FO3』のように武器を自作することはできるのでしょうか? Peteさん: まず、武器の改造パーツに関してですが、購入することもできますし、誰かから入手することもできます. 次に自作武器についてですが、『FO3』と同様に本作でも自作できます. ――ハードコアモードについて質問します. 手足などを骨折(負傷)した際に、スティムパックで治療することはできないとのことですが、どういった方法で治療するのでしょうか? Peteさん: 医者に診てもらうか、『ドクターズパック』というアイテムが必要になります. ――コンパニオンのバリエーションについて教えてください. また、彼らは成長するのでしょうか? Peteさん: 今のところ、何人くらい出てくるのか詳しいことはお話しできませんが、『FO3』と同じくらいだと考えていただければ. また彼らも独自にレベルアップします. ――New Vegasでは、ギャンブルは楽しめますか? Peteさん: Vegas Strip(ラスベガスにおける"ストリップ地区"に該当する場所だと思われる)の中に行けば、さまざまなゲームを楽しめます. ――戦闘システムについて質問します. 前作と比べてV.A.T.S.は進化していますか? Peteさん: ええ. V.A.T.S.は改善されています. 特にメーレー武器使用時の挙動がよくなっています. 『FO3』では結局使用する武器がかなり限定されてしまいましたが、今回はさまざまな改造パーツ、使える弾丸などの組み合わせを用意し、使用する武器に戦略性を出しています. またデモプレイ中に赤いシールド(盾)が出てきましたが、これは相手にほとんどダメージを与えていないことを示しています. ダメージに関しては、武器の種類や使っている弾丸、相手の防具などさまざまな要因が関わってきます. ――ベガス地域にVaultはあるのでしょうか? Peteさん: 内緒です(笑). ――DLCについては? Peteさん: まだヒミツです(笑). ――楽しみにしておきます(笑). それでは、ありがとうございました. E3のUbisoftブースで、新作『Child of Eden Hope and Happiness...(以下、Child of Eden)』を手掛ける水口哲也氏にインタビューを行った. 『Child of Eden』は、PS3Xbox 360(Xbox 360Kinect対応タイトル)用として開発が進められている作品. ゲームとしての印象はシューティングに近いもので、画面上に出てきた敵をロックオン、バルカンのような弾で打ち落としていく. ステージを進めていくにつれて、音と光の演出が次第に複雑さと美しさを増していく... という内容だ. 今回、水口氏によるデモプレイを見た後で、本作についてのインタビューを行った. この作品にどんな思いを込めたのかを聞いてみたので、ぜひともチェックしてもらいたい. ――どうしても水口さんの作品で、こうしたタイプの作品ですと『Rez』を連想せずにはいられないのですが、『Rez』よりもここに力を注いだ! という部分はありますか? あらゆる面で進化しています. 音も映像もそうですし、今のデモプレイはKinectを使いましたが、こうしたインターフェースが出てきたので、また今、作品を作る意味があるんじゃないかと思ったんですよ. ――『Rez』の時は、プレイヤーに刺激を与えるための媒介としてバイブレーターがあったじゃないですか. 今回はそういうものを介さなくてもいいのかな、という印象は受けました. そうですね. 10年前に比べると技術的な面でいろいろなものが進歩しています. iPadiPhoneを含めて、インターフェースがとにかく増えました. このE3では、3DSも出てきましたし. 作り手としては、大変楽しい時代になってきましたね. イメージさえあれば、現実になるんですから. 今後は、3Dの方向にどんどんと広がっていくと思います. ――作り手として楽しいというのは、受け手としても楽しい未来が待っていそうな感じですね. 今回の『Child of Eden』では、どんな仕掛けを用意していますか? もちろんいろいろ用意しています. ――ゲームのボリュームは? 現段階では、5個のステージを用意しています. セレクト画面にも仕掛けを施してあって、ゲームを遊んでセレクト画面に戻ってくると、何か変化があるようになっています. ――そこには、どんな狙いがあるんですか? やっぱり僕は、"1回やって終わり"というゲームを作りたくないんですよ. 何回も何回も遊んでもらいたい. 何回も遊んでもらうなら、気持ちよくなってもらいたい. このゲームは、"Eden"という巨大なアーカイブでの物語なんですね. そこには、いろんな記録や記憶があるんですが、ある時ウイルスに冒されてしまうんです. それを元に戻すことが目的で、元に戻っていくにつれ、美しく気持ちよくなっていくんですね. ――最初のほうは単調な音でしたが、ステージの後半ではボーカルも入っていましたよね? 女の子が出てきましたよね. 彼女はLumiといって、元気ロケッツのボーカルなんです. ここ数年は音楽をやっていましたが、自分の中で、こういったものを重ねていくというか、関連させていくことにおもしろさがあるんですよ. やっと発表はできましたが、まだまだ完成にはほど遠いんですけどね. ――今の時点での完成度は? まだ50%くらいですね. ですから、実際にはここからが大変なんですよ. 音楽と映像の新しい形を作っていくということで、やっぱりいいものにはしたいですから. ――本作のタイトルに込められた意味は? まだ言えないんですが、当然ある意味がこめられています. これは、遊んでいくうちにプレイヤーが気付くように作ろうとしています. "Eden"という単語は、世界中に意味があると感じている人が多い言葉だと思います. いったい何をやろうとしているのかは、遊んでくれればわかると思います. ――今日のデモプレイはKinectを使っていましたが、その感想を聞かせてもらえますか? もちろん、このゲーム自体はコントローラで遊んでもらって楽しめるように作っています. それが根本としてあるのですが、Kinectを使うとまるで別物ですね! オーケストラの指揮者になったような、不思議な感覚があります. やればやるほど楽しめる感じです. ――それでは、最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします. おそらく3年ぶりくらいのゲームになりますが、この中に僕の今までやってきたことが全部つまっています. いろんな意味でサプライズがあると思いますので、楽しみにしていてください. ――ありがとうございました.