ミシュラン、新たな三つ星店なし 2014

古谷祐伸、広州=斎藤徳彦】食品大手の明治は24日、中国での粉ミルク販売から撤退することを明らかにした. 近く発表する. 中国では自国製品への不安から外国製ミルクの人気が高いが、明治は東京電力福島第一原発事故日中関係の悪化の影響を受けて売り上げを落としていた. 明治は朝日新聞の取材に対し、現在の在庫がなくなり次第、中国での販売を休止することを認めた. 「中国での競争激化によって安定収益を上げられなくなった」ことを理由に挙げている. 明治は1993年に中国での粉ミルク販売を始めた. 中国製粉ミルクの毒物混入事件で消費者の不安が高まる中で、代表的な国外ブランドとして知れるようになった. ジャイロセンサーを使った独特な操作が目を引く 2011年6月7日~9日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスにて開催中の世界最大のゲーム見本市E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)2011. この会場で新ハード"PlayStation VITA"用ソフト『 GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動 』(仮題. ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン)を体験プレイすることができたので、さっそく遊んでみた感触をお伝えしよう. 『 GRAVITY DAZE 』はホラーアドベンチャーゲームSIREN 』シリーズを手掛けたSCEJの外山圭一郎氏がディレクションする、文字通り"新感覚"のアクションゲームだ. プレイヤーは主人公の女の子"グラビティ・キトゥン"を操って箱庭のような世界を飛び回りながら(強調)、ストーリーを進めていくことになる. さていま"飛び回る"という部分に強調とつけたが、『 GRAVITY DAZE 』の最大の特徴は独特の操作で箱庭世界を飛び回れることにある. キトゥンは付き従うネコの不思議な力により"重力を操る"ことができる. これを"重力コントロール"と呼ぶそうだが、R1ボタンを押すことでキトゥンは重力から解放されてフワリと浮き上がり、空中を漂うような状態になる. ここでプレイヤーが手にしたPS VITA本体を上下左右に動かすと、それに合わせて画面のキトゥンを中心にカメラの方向がグルグルと変化するのだ. そうこれ、PS VITAに搭載されているジャイロセンサーを使った操作. グルグルと回していると建物の壁などにマーカーが出るので決定ボタンを押す. するとそこに向かってキトゥンは"落下"し、重力に縛られている生き物では絶対に立てない場所にシュタッと立つことができる. 要するに壁を新たな重力場にしてしまい、そこに立ったというわけだ. これをくり返すことにより、街の中のあらゆる場所に行くことができるという. 実際にプレイしてみると、その不思議な操作感覚にまず驚く. 重力コントロールでキトゥンを浮かせてからPS VITA本体をあらゆる方向に動かし、着地点をさがすわけだが、最初はなかなか思うように操作することができない. 必要以上に身体ばかりが動いてしまい、なんとも歯がゆい感じもする. しかし、簡単なチュートリアルが終わるころには独特の操作感覚にもすっかり慣れて、空中散歩を楽しむように行きたい場所に自由に行くことができるようになる. これが、なんとも言えず気持ちがいい. さてこのゲームには敵も出てくるので戦って倒さなければいけないわけだが、なんとキトゥンの攻撃にも重力コントロールを使う. 具体的には、敵を見つけたらR1ボタンを押して宙に浮き、ジャイロセンサーを使ってターゲットを敵に合わせてそこに向かって落下する. するとこれが"重力キック"という攻撃になり、落下の加速度によって多大なダメージを与えることができるのである. 重量コントロールを使わず、単純に蹴りをくり出して攻撃することもできるのだが、フワリと浮かんだ後に加速度とともに蹴りをお見舞いする重力キックのほうが遥かに楽しくて気持ちがいい. しかも慣れてくれば複数の敵を相手にピョンピョンピョンと飛び石を渡るように連続して重力キックを放つことができ、これが成功したときの快感はまさにこのゲームの操作があってこそのものだと確信できる. ちなみにキトゥンの重力コントロールの能力は、ゲーム序盤はたいしたことがない. しかしストーリーを進めるうちに彼女も成長してゆき、重力コントロールの能力も向上していく. これにより序盤は行けなかった場所にも自由に行けるようになるという. 外山ディレクターによると「遠くに見えるただの景色のような建物にも行けるようになります. 行けない場所はありません」とのこと. 移動の自由度がハンパないゲームになりそうだ. 独特な操作と、絵画のような独特な絵柄が目を引く『 GRAVITY DAZE 』. このゲーム機ならではのインターフェースと画面解像度を駆使した作品として、注目を集めるのではなかろうか. (text by 大塚角満) (C)Sony Computer Entertainment Inc.

フランスのタイヤメーカー、ミシュランは3日、レストランや宿泊施設を星の数で格付けする「ミシュランガイド東京・横浜・湘南2014」の掲載店を発表した. 最高評価の三つ星は14店で、昨年より1店減り、新しい三つ星店は生まれなかった. 星付きのレストランは、昨年より5店減って281店. また、宿泊施設の快適さを評価するホテル部門では、ホテル椿山荘東京などが10段階のうち最高評価を獲得した. 同ホテル内のレストランでは「食材偽装」が発覚したが、日本ミシュランタイヤは「ホテルの快適度を表すもので、料理は評価の基準外」と説明する. 今回は新たに、星は付かないが5千円以下で楽しめるコストパフォーマンスのいい店を表す「ビブグルマン」が登場. 「俺のフレンチ Ginza」などフランス料理店78店と、イタリア料理店79店の計157店を選んだ. イタリア料理「イル バンボリーノ」の日高哲博さんは「いつかはミシュランに、と思ってやってきた. 光栄ですが、プレッシャーでもあります」と気を引き締めていた. ユネスコ無形文化遺産への登録予定、2020年の東京五輪などで、和食への関心が国内外で高まりそうだ. 日本料理「銀座 小十(こじゅう)」の奥田透さんは「横文字の『サービス』ではなく、平仮名の『おもてなし』が注目されている. 世界に対し、自信を持って日本の料理を伝える機会になってほしい」と話す. ガイドは6日発売. 三つ星店は以下の通り. 【東京】麻布 幸村(ゆきむら)(日本料理・港区)、石かわ(日本料理・新宿区)、臼杵ふぐ山田屋(ふぐ・港区)、えさき(新日本料理・渋谷区)、かんだ(日本料理・港区)、カンテサンス(現代風フランス料理・品川区)、銀座 小十(こじゅう)(日本料理・中央区)、ジョエル・ロブション(現代風フランス料理・目黒区)、すきやばし次郎本店(すし・中央区)、鮨(すし) さいとう(すし・港区)、鮨 水谷(すし・中央区)、鮨 よしたけ(すし・中央区)、龍吟(りゅうぎん)(新日本料理・港区)【湘南】幸庵(こうあん)(日本料理・神奈川県藤沢市).