エボラ出血熱で14人死亡 ウガンダ、感染

アフリカ東部ウガンダからの報道によると、同国保健省は28日、西部キバレでエボラ出血熱が発生し、14人が死亡したと発表した. キバレは、首都カンパラの西約180キロにある. ウガンダ政府は感染拡大を防ぐため、対策チームを現地に派遣した. エボラ出血熱は高熱や皮膚などからの大量出血を引き起こす致死率の高い伝染病で、有効な治療法は確立されていない. ウガンダでは2000年に224人が死亡した. (ナイロビ=杉山正). 自民党谷垣禎一総裁は6日午前、消費増税関連法案の参院採決前に、野田佳彦首相が法案成立後の衆院解散を確約することが必要との認識を示した. 確約がなければ7日にも衆院内閣不信任決議案、参院に首相問責決議案を提出する方針. このまま法案の成立に協力しても、首相が早期解散に応じる可能性は低いと判断し、強硬路線に転換した. 谷垣氏は広島市で記者団に対し、増税法案の成立について「問題は野田総理の決断と行動にかかっている」と指摘. そのうえで衆院解散について「そろそろ決断するかしないかというところに来ている」と語った. 内閣不信任決議案や首相問責決議案の提出にも「(自民党内で)そういう議論が極めて強くなっている」と語り、法案採決前の提出の可能性に言及した. 自民党増税法案をめぐる民主、自民、公明の3党合意の実現を優先し、参院での法案成立後に対決路線に転換する戦略を描いていた. だが、首相が解散時期を明示しないことや年末の来年度予算編成に意欲を示していることに党内で不信感が拡大. 3党合意の破棄を求める声が広がった.