国後島訪問、官房長官が批判「日ロ関係に水

第2日、サッカー女子 日本0―0スウェーデン】 沢は後半14分に途中交代した. 「体は重くない. チャンスがあればどんどんシュートを打ちたい」と話していた背番号10. 後半4分、左クロスに右足を合わせた. 交代直前には、右サイドを上がる宮間に絶妙なロングパスで好機を演出した. ただ、この日は前半からミスが目立っていた. 納得なのか、さばさばした表情で田中明と交代した.

農林水産省は31日、7月から来年6月までのコメの需要見通しが798万トンになると発表した. 800万トンを割るのは初めてで、消費者のコメ離れが進んでいる. 最も需要量が多かったのは1963年の1341万トン. 当時は1人あたりの年間のコメ消費量は120キロ近くあったが、最近は60キロを下回る. パンやめんなどに消費者の嗜好(しこう)が移っているためだ. 少子高齢化も進んでおり、同省は「コメ需要の減退はしばらく続く」(農産企画課)とみている. 藤村修官房長官は4日午前の記者会見で、ロシアのメドベージェフ首相が北方領土国後島を訪問したことについて「日本の立場と相いれず極めて遺憾. 日ロ関係の前向きな雰囲気作りに水を差す」と批判した. 藤村氏はさらに「北方領土問題の解決のため、日ロ両首脳間の信頼関係のもとで精力的に交渉を行っていく」と述べた. 大統領だったメドベージェフ氏が国後島を訪問し、駐ロシア大使を一時召還した一昨年秋の対応との違いについては、「現状の情勢認識の違いだ」と説明した.