食べたくなるスマホケース人気 機種増で生

野田内閣は消費増税法案を30日に閣議決定する方針を固めた. 民主党執行部は27日夕から再開する党税調関連の合同総会で景気条項などについて4回目の修正案を提示し、執行部一任を取り付ける方針. だが反対派は反発を強めており、意見集約はもつれそうだ. 藤村修官房長官は27日午前の記者会見で、「相当長時間議論していただいている. (閣議決定は)年度内だから、そこ(30日)が最後だ」と述べ、30日に閣議決定を行う意向を示した. 前原誠司政調会長は27日夕から再開する合同総会の合間に野田佳彦首相と会談し、景気条項などの修正案を最終的に確認したうえで総会に示す方針. 反対派が抵抗した場合でも、遅くとも28日未明には議論を打ち切って執行部一任を取り付けたい考えだ. 愛媛県松野町豊岡で、特産品のカブの漬物「雷漬(かみなりづけ)」作りが真っ盛りだ. 約40年前から冬に作っており、甘酸っぱい味が特徴. 2月中旬まで約3トンのカブを漬けるという. 地元産のカブを輪切りにして干した後、かつらむきにしてさらに干し、昆布や酢、しょうゆ、砂糖、地元産のユズで味付けし、2~3週間漬け込んでできあがる. 27日も毛利恒子さん(71)らが、1センチほどの厚さに輪切りしたカブを、よしずの上に並べていた. 同町の虹の森公園(0895・20・5006)などで買え、宅配も注文できる. たい焼きにステーキ、タルト... 食べてしまいたくなりそうなスマートフォンのケースを、社員7人の食品サンプル会社「つかさサンプル」(川崎市宮前区)が作っている. 1年半で3千個以上売れ、「注文に追いつけない」とうれしい悲鳴を上げている. 2010年秋、3400円(税込み)でネットで販売を始めた. 購入者の8割以上が女性で、約60種類の「食品」のうち、一番人気はフルーツタルトだという. 注文は毎月約200個. 最近出た新メニューは温泉卵をつけた卵かけご飯. 夏にはかき氷がよく売れる. 悩みは、スマホの機種が増え続け、対応しきれないことだ. 11年度のNTTドコモの発売機種の数は2年前の3倍に増えて33. auソフトバンクもともに3倍近くに増えた. 田中司好(しこう)社長(71)の長男で営業担当の浩司さん(41)は「社員の人数が少ないので、特注は受け付けられないのが残念です」. 問い合わせはホームページ(http://silenlecon.hatena.ne.jp/). (鹿野幹男).